【フォトコン】第38回「日本の自然」写真コンテストはソニー協力

今年も恒例の「日本の自然」写真コンテスト、優秀作品の結果が発表されました。
なかなか作品をこちらの日記に転載するのは難しいので割愛させていただきます。

ソニーとしてはデジタル部門に強力?協賛しております。日本の自然フォトコンが身近に感じます。

元々、日本の自然写真コンテストは全日本写真連盟(通称:日写連)が主催際している大規模フォトコン。
私は以前の仕事の時から承知している物でございます。

全日本写真連盟は朝日新聞系の写真クラブで日本でも最大の写真集団と言えるかと思います。
現在もお世話になっているお客様が数名、入会されております。活発な組織ですね。

 

☆第38回「日本の自然」写真コンテスト【デジタル部門】

審査員にはソニーの講師としておなじみの福田健太郎さんや前川 貴行さん、とソニーの関係者となっております。

デジタル部門というくらいで、プリントではなくデータで作品を見ていくので、
明らかに審査がプリントより大変だと思います。
個人的には入賞されるレベルの方はソニーのBRAVIAで作品をチェックしているのかな、と思います。

今回の入賞作品を拝見しますと「動物」をテーマにされた作品がいつも以上に多い様に感じました。
もちろんそれも風景写真の内ですが、ソニーの瞳AFであったりトラッキング性能などが
動物を捉える能力に秀でているのかなと感じました。深読みすれば入賞のしやすさにも関係するかも?

少々レタッチが過ぎるんじゃ?という個人的に感じる作品もあるっちゃーありますけども。
審査員のお眼鏡に叶った優秀作ばかりですからね。すばらしいモノばかりです。

なんと入賞作品が全国を巡る「巡回展」もあり、ご当地栃木県にも来年回ってくるようです。
場所はっ!! なんとっ 栃木県塩谷郡の「高根沢町歴史民俗資料館」

なんだか場所がシブい! 私は行ったことはございませんが。

でもやっぱり作品を生で見てみたいですね。行けたら見に行きます。。

>受賞作品はコチラから

受賞された方、おめでとうございます!!

 

☆作品のレタッチをどう考えるか?

あくまで私感。。

「写真とは真を写す」と書きます。「写真=写心」なんて言われることもあります。

真を写すという事を今風で言う所の「撮って出し」とイコールにするのはちょっと違う。
RAWの存在がすでにそこに大きく影響してしまっている訳ですし。

色を直す、トリミングする、シャープネスをどうこう、、こういうのは言うまでもなく許容範囲。
色なんてどれが正解かすらわからない話ですからね。私とあなたが同じ色に見えているのか?
それすらも本当は確認のしようも無い訳ですからね。

では、

写っている物を省く、写ってない物を足す、ここはどうでしょうか?
これはカメラ屋勤務時代にさんざん議論を尽くした所ですね。

しかし今回の「最優秀賞 ソニー4K賞「交剣知愛」」という素晴らしい作品。
この作品が最優秀賞に輝いた、これが一つの答えだと思います。

「作品とは作った品」と書きます。

フォトコンテストの結果は一つの指標です。

見る側の好みはそこに有って良い訳ですからね。

そこに自身の考え方をもって作品を見ていくというのが一つの楽しみであり、
もうひとつ言うと自身が応募したコンテストと言うのはまた見方が変わると思います。

今回のコンテストで何か感じるモノが有ったなら、ぜひ次回は作品を応募されてみては!

よろしくお願いしますー

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