オリンパスが映像事業を分社化してファンドに譲渡。。Oh　PEN、、 orz

オリンパスさんが映像事業を分社化してファンドに譲渡　というニュースが出ていたんですね。。
知らんかったぁー　現在の私のお仕事には直接関係ないですが、コレはちょっと書きたいなぁ、と思いました。

いくら我がSONYさんががんばっても取れない需要がある。そう、それはカメラ女子に代表されるような、
比較的ライト級な、ちょっとオシャンティな、そう、それこそがPENの世界だな。

2009年だったのか、このオリンパス初のミラーレスカメラは本当にセンセーショナルだったな、
コレ、すごく良く覚えているんですよ。なんでかと言うと発表が6月16日　わが娘の誕生日だったんだな。

オリンパスさん自体、カメラメーカーとしては十分な老舗です。しかし言うてもどちらかといえばマイナー、
マイナーと言っては失礼ですが、やはりニコン・キヤノンのメジャー両巨頭には及ばない存在でしたね。

路線は違うのですが、オリンパスとペンタックスがマイナーの両巨頭と言っても良いかも知れません。

ズイコーと言うブランドのレンズと、他のメーカーより小柄なカメラボディ。特にマクロ撮影ではある意味メジャー。

カメラのブランドは一眼では「OM」を名乗り、むかーしはコンパクトカメラで「ペン」を名乗っていました。
「ペン」のラインナップは幅広く、たしかにレンズ交換式のカメラも発売していた時期も有りました。

その名跡を復活させて現代のミラーレス一眼の突破口を開いたのが、上に写真を貼ったPEN　E-P1です。
パナソニックと連携したフォーサーズというフォーマットを採用し、特に女性の方に圧倒的な支持をもらい、
カメラ女子という世界を作り、長めのストラップでたすき掛けにしてカメラをぶら下げるというスタイルは、
現在では「珍しくない光景」にまで育て上げたのは紛れもなくPENの力です。

CP+での、あの独特な存在感。男の趣味と言っても過言では無かった一眼で写真を撮るという趣味を一気に広げた、
その功績は本当に大きいと思います。なんの趣味でも女性を取り込めるかどうか、とても大きな事です。

で、そのオリンパスさんが映像事業を分社化して日本産業パートナーズ株式会社さんというファンドに譲渡する、
こういう事が発表されたわけですね。

一応、PENなどの名跡は残す、アフターもする、と言う事が発表されている訳です。

web上の書き込みでは中国当たりの企業に。。。　という噂も。あくまで噂ですが。

SONYさんのαとて、元をたどればミノルタさんから三顧の礼をもって譲り受けた名跡ですよね。

なかなか厳しいカメラ業界ではありますが、長い年数をみれば山あり谷ありの繰り返しです。今はまさしく谷でしょう。

カメラメーカーと呼ばれる存在はほぼ日本のメーカーです。なんとかもっと大事に育てていく事は出来ないかなぁ。。

オリンパスPENという物がどう変わっていくのかは私には分りませんが、良い方向に進んでいくといいですね。

吉報を待ちたいと思います。

あっ、SONYさんが引き受けちゃうっていう手もあるよね、マジでどうですかね？
ライバルを取りこんじゃうのもね、孫氏の兵法じゃなかったっけ？　じゃなくてランチェスタ！？

「SONYのPEN」　悪くはないですよねぇーー

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