2018年 大変お世話になりました。
本日夕方5時をもって、フジクラデンキ 2018年の営業を終了させていただきます。
今年1年 多くのお客様にご利用をいただき誠にありがとうございました。
衷心より御礼申し上げます。
「平成最後」というキーワードが多く聞こえてきております。
私が社会に出たのが平成2年でしたので、約29年の間 仕事をしてきた事になります。
1~2年ですがバブルも経験しました。学生から社会人になったタイミングがそれでした。
社会とは凄いものだな、と本当に思いました。今では考えられない様な人もいらっしゃいました。
誰しもが携帯電話を持つようになり、そしてスマートホンが当り前となり、
カメラがフィルムからデジタルになり、
テレビはハイビジョン、ブラウン管から液晶になり、デジタル放送になり、そして4kへ。
平成の初期の頃では考えられない様な事がこの30年で起こりました。
そういった点を考えると、逆に白物家電と言うのはすごい物だなと改めて思います。
この平成の30年、いや、もっと前から、基本的には何も変わっておりません。
来年は平成から次の年号に切り替わっていく訳ですが、
いったい何がどう変わっていくのでしょうか。
自動車メーカーも自動運転車に切り替えていく方針が打ち出されて来ています。
そういった中で、人間がもっと楽になっていくのか、もしくは逆に大変になるのか。
私は10年後には街の電気屋で普通に自動車→電気自動車を販売していると思っています。
今ですら電動自転車は扱っている訳ですから、特別な事は無いと思います。
例えば、トヨタ自動車さんがパナソニックショップの販売網を使う、
例えば、地域のディーラーさんとパナソニックショップがコラボする。
現実的にプリウスPHVの充電システムはほぼパナソニック製です。
この、街の電気屋と言う、お客様と親密な関係を持った販売網を活かすのは凄く大きな力になる。
とても現実的ではないかと思っています。
ある意味で便利になりすぎた物、多様性のある物をどうやってユーザーさんの使い勝手に合わせた
提案ができるかどうかが存在価値に、これからもっとなっていくと思っています。
その為に、お客様「個」の方に合致した製品をしっかりお勧めする。価格は2番、3番の話です。
家電製品やカメラの全ての機能を使う方はまずおりません。
その機能のどれをどう使うのがお客様に適しているのか、それをお伝えするのが私達の仕事です。
この製品にはこういう機能が付いているが、逆にこの機能は使わない方が良い、
自信をもってそうお客様に話ができる事がもっと重要になってくると思います。
そこに街の電気屋、専門店としての存在価値がある、そこに売上と利益が付いてくる。
その基本姿勢さえあれば、扱い商品が変化していったとしても何も問題はありません。
基本をブラすことなく、来る2019年もしっかりと営業してまいります。
よろしくお願い申し上げます。
2019年が皆様に取って素晴らしい1年となります様お祈り申し上げます。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。