2024年8月29日

【発表】さらに高い描写と美しいボケをまとったSEL85F14GM2登場、発売は9月20日

しのざきアルファレンズ Gmaster, SEL85F14GM2, SONY, α, カメラ, レンズ, 先行予約, 新製品 0 件のコメント

はい、という事でお約束通り？昨日までは「噂」だったSEL85F14GM2が世に出ました！
うらぎらないねーinfo先生の所の記事はさ。ちなみに私の所に正式な発表の情報はまだ来てないし。

国内ソニーの特にカメラ関連に関する情報統制の徹底は眼を見張るものがあるよ。
尊敬と事前に情報を教えてもらえない失望感にさいなまれておりまするぅ。。

では気を取り直して本題へ

☆ 高い解像性能と美しいぼけ描写を高次元で両立 SEL85F14GM2全容

・超高度非球面XAレンズ2枚、ED（特殊低分散）ガラス２配置（1型よりXAが１枚増えたね）
・レンズ全面に均一な薄膜を施すソニー独自の「ナノARコーティングII」
・設計および製造工程における球面収差の最適化により、Gマスターならではの美しくやわらかなぼけ描写
・本レンズに最適化された2基のXD（extreme dynamic）リニアモーターの搭載
・1型比：質量約642gに抑え、従来比で体積は約13%4、質量は約20%4の小型軽量化
・従来比最大約3倍のAF高速化＆動体追従性従来比最大約７倍
・側面と上面の2カ所に配置したカスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン

1型から大きく進化した内容はこんな感じです。まぁ１型自体が元々素晴らしいレンズなので熟成させるのも楽ではありませんよね。やはりズームレンズと単焦点、ましてやGmasterというある意味で限られたユーザーに向けて発売している商品でもある訳で販売本数自体はラインナップ中でもそう多くは無いと思います。

でも、、って事でやはり新型の発売に踏み込むわけですね。志が立派っすね！！

☆軽く、小さく、細くなったボディ

重さは20％削減、しかも画質はアップさせる。私は自分の体重を20％減らせる自信はありません。。
たしかに1型は一眼レフの頃から見慣れている85㎜F1.4の風体でありました。まぁ仕方ないよねと思っておりました。ミラーレスゆえボディは一眼レフより小さくできるけどレンズはそういう訳には行きませんからね。でも、、って感じですね。

やはり一つには動画対応っていうのがあるし。α7RⅤに装着したいでたちを見ても大きいなとは感じませんよね。

これって設計する人は本当に大変だと思いますよ。。

☆気になるレンズ構成やMTFなど

まずは１型のそれ。

そして2型のそれ。

レンズ構成自体は結構大きく変わってますね。1型は8群-11枚に対して2型は11群-14枚。伝統の11枚絞り羽根はそのままに。
描写力っていう言葉はなかなか難しいお言葉。シャープネス？カラーバランス？なんだーかんだー。ただし中望遠で開放F値1.4のレンズに何を求めるっちゃーやっぱりぼけ味じゃないですか？

コチラはF1.4開放の作例写真でごわずが、この綺麗な前ボケよ。後ろのボケって言うのは当たり前ですが前ボケを作品に有効に活かすって実は難しいです。状況により邪魔になってしまいますからね。いわばまつ毛にゴミが付いたような状態とも言えます。